紀伊國屋書店に『スクリプタ』というPR誌があります。年に4回刊行されており、全国の紀伊國屋書店および他の取り扱い書店で無料配布されています(写真はちょっと古い号)。

そこで「野の古典」という連載中をしています。

古典が苦手、あるいは嫌いだったという方のために、「古典ってこんなに面白いんだよ~」ということをお伝えするための連載です。

で、今回は『南総里見八犬伝』です。

その中で、むかしの日本人は節や拍子をつけて朗読をしていたということを書いたのですが、「ひょっとしたらこんな風に朗読していたのかも」※という一例を以下のように紹介しました。
※『現代音楽の冒険 (間宮芳生)』・『近代読者の成立(前田愛)』・自分の経験などより

※【訂正】雑誌では9行目の「おれて」のところが「おりて」になっています。すみません。

文字だけだとよくわからない…という方もいらっしゃると思って音もつけてみました。むろん、これはかなり安田流ですので、本当はこんなんじゃなかったはずです(笑)。そして、僕も本当はこんな風ではなく、もう少し遊びを入れて読みます。

実は3月15日(日)から海外公演があるので、その直前にこれを作っているので、ちょっとイマイチえす。すみません。帰国後に違うバージョンも録音しますね~。

●スマホ版
・通常バージョン
https://youtu.be/y1lehIPYnZg

・早いバージョン
https://youtu.be/j4iXBPOAYhU

●PC用
・通常バージョン
https://youtu.be/3xWZta-tqTY

・早いバージョン
https://youtu.be/Kfl7upj6nsk