第3回:「動く身体、座る身体――能と座禅」
藤田一照×安田登
一般に能は動、坐禅は静と考えられているが、実際には動の中にも静があり、静の中にこそ動がある。この動と静の拮抗とダイナミズムが能や坐禅の生命性と音楽性を生み出す。能の動きは、「陰」と「陽」を繰り返す動きを中心に作られており、陰と陽とを繰り返すことによってまずは自己の陰陽のバランスを取り戻し、さらにそれを天にも感応させるという機能があったのではないか。同じことは坐禅にも言えるのではないか。そんな動と静、陰と陽の相補性の話を実技を交えて深めていきたい。
日程 3月14日(土)
時間 13:30~17:00
定員 120名
会場 目黒不動尊(受付・門前の茶屋)
(東京都目黒区下目黒3-20-26)
アクセスは不動尊のHPをご覧ください。
受講料 受講料2000円+護摩木代500円(賽銭含む)
お申し込み
https://www.t-jiyudaigaku.com/講座-ゼミ-シンポジウム-2019/身体と霊性ⅲ-第3回/