Eテレの番組、「100分de名著」の5月の回で『平家物語』のお話をします。

放送は、毎週、月曜日/午後10時25分~10時50分 。
再放送は水曜日/午前5時30分~5時55分、午後0時~0時25分…です。

『平家物語』は、全十二巻+灌頂之巻という長大な物語。それを100分(25分×4)で、というのはもともと無理のある話。そこで今回は、「人間論」「組織論」「戦術論」に焦点を当ててお話ししています。

盲目の琵琶法師によって語られる『平家物語』は、武田信玄、徳川家康など戦国武将が好んで聴いていました。戦国武将たちは、『平家物語』を聴きながら、自軍の戦略をどう立てるか、そして組織をいかに持続させるかを学んで行ったのではないでしょうか。

また「闇と光」「運命」なども『平家物語』を読み解くためのキーワードとして提示します。

最初の放映は5月6日(月)午後10時25分~10時50分…です。

ちなみに安田は、自分が出た番組は恥ずかしくて見ることができません。また、ツイッターの評判なども見られません。ほんと、恥ずかしいんです。

でも、お知らせはします。

ちなみに、この番組では講師だけでなく、朗読も安田がしています。演奏は薩摩琵琶の塩高和之さんです。

このブログでは、問題ない程度の楽屋話や、番組ではお話ししきれなかったことなどを書いていきます。

次回は「朗読」についての楽屋話です。

・100分de名著:5月『平家物語』(1)おしらせ

100分de名著:5月『平家物語』(2)朗読の収録

100分de名著:5月『平家物語』(3)忖度ではなく「憶度(おくたく)」