仔細は略しますが、東日本大震災を機に朗読の録音をはじめようと思いました。最初は、自分でもよくやる漱石や中島敦と思ったのですが、そういう有名どころはたくさんの方が録音・公開されています。ならば、あまり読まれていないものをと思い、江戸末期〜明治期のものを読むことにしました。耳で聞いてもほぼわかる、でも本を開くと眠ってしまう、そんなのを選択して読んでいきます。

演劇や朗読は学んだことがないので、能のワキ方の語りの手法を現代語に応用した読み方です。耳うるさいかも知れません。また、読み間違いもひどすぎるもの以外は直してません(そんなことやっていたら全然進まないので)。音楽や効果音もありません。だんだんバージョンアップしていく予定です。

★注意!ブラウザによっては一挙に数回分が再生されて声のリミックスみたいになっちゃうのでご注意ください。現時点でそうなってしまうのが確認されているのはGoogleChromeです。

 

『鳩翁道話』
前からの方はご存知ですが、僕のTwitterのアイコン(←こいつ)には名前があって「九公先生」といいます。江戸時代の心学者、柴田鳩翁先生の「鳩翁」から鳥と羽を毟り取り、飛べない鳩翁の九公なのです。で、鳩翁先生には『鳩翁道話』という講義録があります。

今からおよそ200年前、寺子屋ってこんな講義をしていたのかな〜ということをホウフツとさせる講義録。さすが講談師としても生計をたてたことのある鳩翁先生は、いろいろなお話を交えながら、『孟子』をはじめとする、儒教の経書の講義をしていきます。寺子屋をされていらっしゃる方、学校の先生もぜひご一聴。。

「家業に追われてひまのないお百姓や町人衆に聖人の道を伝えるのが道話」と、自ら言うように、平易な言葉での講義録。どうぞお聞きください。

[注]
・読み仮名は聞いてわかることを第一に、わざと本来の読み方を変えた所もあります。

『鳩翁道話』

第一巻
・第二巻
・第三巻